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空調設備の種類とそれぞれの特徴を解説!

空調設備は、ビル、商業施設、工場などさまざまな場所で使用されており、温度や湿度を調節して人々が快適に過ごせる環境を作り出す役割を担っています。

今回は、空調設備の種類について解説しています。

 

◇中央空調方式

中央機械室または、管理室に熱源機器を集中的に設置する方式です。

空調機や冷凍機、冷却塔、ボイラーなどで構成されていて、送風方式によりさらに2種類に分類されます。

 

・単一ダクト定風量方式

1本のダクトを使用し、建物内のすべての部屋の空気を同じように制御する方式で、一定風量、一定温湿度の空気が送風されるため、部屋ごとの調整はできません。

また、保守点検が容易な点がメリットですが、部屋の環境によって温度にムラが生じる可能性があります。

 

・単一ダクト変風方式

同じく1本のダクトを使用して送風しますが、部屋ごとの温度調節をきめ細かく行うことができるため、省エネ効果も期待できます。

 

 

◇個別空調方式

室内機と室外機から成るエアコンのような構成をしており、熱源装置と空気調和設備が接続されているか一体化されています。

フロアごとやゾーンごとに熱源が設置されており、主に中小規模の建物に導入されています。

 

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